伝統工法をさわる(改修する)上で最も
ネックなのは耐震でしょう 。
間違いないと思います。
なぜネックなのか。。。。。
それは現在の建築基準法と合致しないからです。
現在の建築基準法(昭和25年5月25日制定)は在来工法に対する基準。
古民家と言われる伝統工法の建物は、それ以前に建てられたものがほとんど。
んじゃ、
基準が無かったのだから伝統工法は耐震の考えていないのね。
って事はない。ないのです。伝統工法ならではの素晴らしい先人の知恵が詰まっているのです。耐震というより、地震力をいなしながら逃す免震的構造。
構造力学的には同じピン構造でも在来工法と伝統工法では明らかに構造に対する考え方が違うのです。
違う考えの2つの工法が同じ補強の仕方では矛盾が沢山出てきます。
じゃあ 、どの建物が伝統工法でどの建物が在来工法なのか、
区別のつけ方は、、、、、
職人の知識と経験と勘。。。
いや 、それも大切ですがそうじゃない。
続きは明日。。。。。